2014年02月10日

シープスキンがムートンブーツになるまで

仕上げ段階では、からんだ異物を取り除くために羊毛を機械ですきます。 そしてアイロンで羊毛をまっすぐに伸ばし、長さを一定に切り揃えます。 最後に所定のサイズに切り分けて、ようやくUGGになる準備完了というわけです。 かなり手間がかかっていますよね。
このシープスキンをムートンブーツに仕立てる方法は様々ですが、オーストラリアのメーカーならほとんどがハンドメイドです。 職人さんが一足ずつ丹念に作っていくことが多いようです。
シープスキンがムートンブーツになるまで


スムース仕上げ
自然の風合いをそのまま生かした艶やかな仕上げ方法。ラム(小羊の皮)の場合、きめ細かさやしっとりした感触といった、本来の特徴がよく出ていて、高級感がある。

ヌバック仕上げ
表革の表面を、サンドペーパーを使って起毛させたもの。裏革を起毛させたスェードに比べ毛足が短く、ソフトでベルベットのような仕上りになる。

スウェード仕上げ
革の裏面を細かく起毛し、ケバ立たせたもの。毛足が長く見た目にも、また実際の手触りもソフトで、表革とは違った柔らかな雰囲気に根強い人気がある。


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